日本舞踊の正式流派で稽古を重ねた芸妓の演舞を観覧できる

近年、訪日外国人観光客（インバウンド）産業が転換期を迎え、外国人観光客が期待するのが「物」から「体験」へ移行していますが、日本にて古くから継承されている古典芸能を体験できる常設舞台が少ないことは、技能の継承や演者育成の観点からも課題となっております。

この課題に取り組むべく、外国人観光客の主な渡航目的地である大阪の観光中心地「道頓堀」に、日本舞踊の正式流派で稽古を重ねた芸妓の演舞を観覧できる、常設舞台を開業しました。

主な演者は、大阪ミナミの地で現在唯一営業を続けるお茶屋「たに川」の芸妓です。

かつて大阪ミナミは芸妓２千人を擁する日本最大の花街でした。

その流れを今に受け継ぐ芸妓の唄・踊りを通じて、日本の文化に触れることでしょう。